加圧トレーニングをする目的は、アスリートであれば当然「効率のいい筋力アップ」というのが最大目的になる・・・
加圧トレーニングを自己流で始めるのは危険!
加圧トレーニングは、やり方だけを見ると「腕や脚の付け根を締め付ければいい」というシンプルなものですが、やり方がシンプルだからといって、「よ〜し、私も今日から自宅で加圧トレーニングをやるぞ!」と気楽にかんがえてしまうことは、絶対におすすめできません。
なぜなら・・・加圧トレーニングは、「締め付ける圧力によって、血流にある程度の制限を加えるもの」ではありますが、「血流に行き過ぎた制限を加えるもの」「血流を止めるもの」ではないからです。
自己流で加圧トレーニングをしてしまうと、締め付け方の加減がよく分からず、失敗してしまう可能性が高いんですよ。 「締め付けが弱すぎた」という失敗なら、まだいいほうです。締め付けが弱いと加圧トレーニングとしての効果は期待できないでしょうが、それによってどこかが悪くなる、ということもありませんからね。
しかし、自己流加圧トレーニングで「締め付けが強すぎる」となってしまうと大問題。 たとえば自己流加圧トレーニングで毎回血流を完全に止めてしまうようなやり方をしていると、そのうち、腕や脚にしびれやマヒなどの症状が出てくる可能性もあるのです。
この締め付け加減のコントロールについては、やはりプロの指導を受け、自分の体で覚えるのが一番。 加圧トレーニングを始めるなら自己流で始めるのではなく、きちんとしたやり方をマスターするまでは加圧トレーニングジムなどに通いましょう。
ジムにしばらく通うのは面倒、と思われるかもしれませんが、正しい加圧トレーニングの知識を得ることは、何より大切なのです。